個人事業者様も一般のお客様も歓迎
☆フィンランド産スペクトロライトなど世界を歩いて集めた天然石販売のセレクトショップ☆ |
||||
ショッピングカートカートの中身
カートは空です。特集商品カテゴリ一覧携帯サイトアドレス
メールマガジン
石好きは必見!情報が満載! KUROさんのサイトです! ![]() ![]() |
色々なモリオンたち レーザーポイントのようでカッコイイ タイプが全く違うノッポ型とズングリ型 板状結晶に無数のブラックトルマリン ポイントの間をつなぐ(編む?)トルマリンのブリッジ 花崗岩採石場の概観 晶洞の中で水晶を探します 採石場の看板 【南フィンランドの黒水晶】 商品はこちら もう12月になりました。今年も大変お世話になりました。心よりお礼申し上げます。 この「独り言ブログ」も夏からやっとの更新です。(ツイッターに偏りがちは良くないですね。反省) 【それでは今回のブログのテーマは、このたび新規アップもさせていただいて 12月の東京ミネラルショーでも大好評だった南フィンランドの黒水晶です。 それはフィンランドの神話に出てくる主人公のような石でした。 (ちょっと格好よすぎる出だしですけどオチがあります)】 フィンランドの神話「カレワラ」は天地創造の女神「イルマタル」が身ごもるストーリーから始まります。 でも神話の主人公「ワイナミョイネン」は数十年も長い間母親の胎内にいたので生まれた時の容姿はすでに老人でした。 その容姿ゆえ人々から嫌われ、愛を告白したアイノという国一番の美女からは去られ(しかも入水自殺という最悪のフラレ方) と最初は散々な登場です。彼本人は若いつもりですから「見た目」は残酷です。 だけど老ワイナミョイネンは絶大なパワーを持ってカレワラを繁栄させます。カンテレという琴を爪弾き、奏でたメロディーに 呪文と歌を乗せると天候や季節を自由自在に操り、強力な超能力で悪者をなぎ倒します。 どこか老ワイナミョイネンとこの石が似ているような気がしてこんな話から始めたんですけど(^^; というのは今年の夏フィンランドのユレマーでこの黒水晶を初めて見た時の感想が 「美しくはない」「でも超個性的」「ピカピカキラキラしてない・・」「でもなんだろうこの感じる得体の知れないパワーは」だったのです(笑) 出品していたコレクター兼業者のT氏はヘルシンキ在住で私の最初の訪問時に面識がありました。 私「フィンランドには水晶ないの?」 彼「うーん あるにはあるけど ロシアみたいな透明のものはないね」「ああそういえばこんなのがあるよ」 私「なにコレ?」(よく見ると黒水晶だけど今まで見たことがない容姿。チベット・ヒマラヤの様に【大阪的表現で】「シュっと」してない^^;) 彼「・・・・・・・」(ちょっとムッとしてた) とりあえず数点仕入れ、持ち帰ってHPにアップすると。あにはからんや即完売でした(驚)お客様の目利きに正直脱帽・・・ 目の肥えたお客様にはよほどの収集欲かパワーが感じられたか(それとも余裕・余興のコレクトか?) その後多数のお客様からのお問い合わせがあり再度T氏に購入のオファー。すると意外な返事が来ました。 彼「もうない・・・」 私「え~~」 彼「だって採掘場は水没したんだよ。地主は水晶が採石の目的ではないし石材の大会社だから僕らにはどうしようもない」 私「悲しい なんとかアクアラングでも使って潜れないか?」 彼「無理言うな」「あっ でもそういえばヘルシンキのMine(鉱山)にあるかも・・・」 その鉱山というのは冗談で彼と彼の友人が所有する鉱物や隕石を置いているアパートの地下室を指していました。 早速探してもらうと・・ありました!! それで70点ほどを送ってもらいました(めでたし めでたし) そんなわけで「採石された産地と今手元に存在する数の希少性」だけはあるこのフィンランド・オリジナルの黒水晶が どのような評価を受けるのかは未知数です。 しかし当サイトで初めて紹介させていただく喜びだけではなく、まさしくカレワラ神話の舞台(南フィンランド)で発見された 「美しくない老水晶」にとてもロマンを想い老ワイナミョイネンの持つ神通力やパワーを石を通じて感じています。 【PERFECT STONE】店主 2010/12/1 ■以下拙い知識でのこの黒水晶のプロフィールです<<(_ _)>>ご意見・ご指導がありましたらお待ちしております。 ○産出地:フィンランド・南スオミ州・キューメンラークソ県ヴィロラハティ市リプシニエミ地区(Lypsyniemi Virolahti Finland) (付近の座標 60゚ 32′ 55″ N, 27° 43′11″ E) (google earthやgoogle map にはN 60.54861 E 27.71972で入力すると場所が確認できます) ○産地の地質・産出石:先カンブリア紀ラパキビ花崗岩・カルメンレッド(赤御影石) ○色:ペグマタイト内の自然放射線によるスモーキーまたは黒水晶(モリオン) ○水晶の形状:シード型(先細り)ポイント・板状結晶・平面結晶・両錐水晶・タントリックツイン・セルフヒーリング・蝕像(アイス クリスタル・カテドラル)型など(ブラックトルマリンによる「成長干渉」のように見える水晶もありますがグロスインターフェレンス 水晶なのかどうかは判別できません。 ご意見を下さい) すべて晶洞(ガマ)が崩れた場所から採取されています。 ○内包・付着・共生する鉱物:ショール(ブラックトルマリン)・雲母・長石・パイライト・角閃石・鉄分・粘土鉱物など (未確認⇒バライト=重晶石やエジリンなど) ■2010/12/1【南フィンランドの黒水晶】■ ■2010/7/15【2010フィンランド・ユレマー・ミネラルショーレポート】■ ■2010/6/25【天然石・宝石のW杯でも日本が善戦】■ ■2010/6/3【フィンランドからのお客様、いらっしゃ~い!】■ ■2010/5/3【スペクトロライトのビーズ】■ ■2010/4/24【サンポのこと】■ ■2010/3/13【フィンランドの冬と夏・春を待つスペクトロライト】■ ■2010/2/6【世界最強のパワーストーンは?】■ ■2010/1/19【進化する?スペクトロライト】■ ■2010/1/12【新月の願い事とパワーストーン】■ ■2009/12/30【Full Moon Energy Charge in 2010New Year】■ ■2009/10/28【第2回スペクトロライト買付】■ ■2009/7/10【スペクトロライトのご紹介】■ |
|||
|